年賀状すら減少傾向にあるこの頃、暑中見舞いまで出すという人はとても少なくなっているのだろうと思います。
しかし暑中見舞いは、夏が暑い日本ならではのすばらしい習慣だと思うのです。
私が生まれて初めて暑中見舞いをもらったのは、小学生のころでした。
小学校で教えて下さった先生が墨跡鮮やかな手描きのはがきを送って下さったのです。
暑中見舞いというものを知らなかった私は、母親に返事の仕方を訊いて一生懸命はがきを書いたことを今でも覚えています。
その先生とは年賀状・暑中見舞いと毎年のやりとりが続いていましたが、数年前に先生が亡くなられてしまいました。
私も今では若い人に教える立場になり、新しく知り合って年賀状のやり取りを始める相手には必ず暑中見舞いを送ることにしています。
もしかしたら相手は「面倒」と思っているかもしれませんが、「暑中見舞い、うれしかったです」という返信を見ると「まだまだ続けよう」と思えるのでした。